経営マンガの補助金・助成金獲得情報

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自社をよりよく知る為の方法論として6つの質問で知るといった記事を書きました。(補助金獲得のために自社をどうやって知るか。6つの質問で考える)今回は、そこで知った概要を元にさらに掘り下げる方法を共有します。

(いちおう、自社を知るためのおさらいも載せておきますので本記事だけでも役に立つはずです。)
  • 自社を知るために
さて、「敵を知り己をしらば百戦危うからずや」といったのは古代中国の人ですが、己を知る事(自社について知る事)と敵を知る事(この場合、狙っていく補助金等について知る事)であれば、己を知る事の方が相対的に大切であると思われます。(敵と己を知る大切さはコチラです。)

格言で指摘している順番とは異なりますが、まず、己の事を把握しておけば、一般的な補助金や助成金を獲得することにも役立ちますし、融資の獲得にも役立ちます。さらに、事業計画を立てたり、経営戦略を構築したりと、本当に様々なことに役立つ分析です。このように自らの事は、汎用的な知識であるという事ができます。

これに対し、敵(この場合は狙っている補助金、助成金)については、別の補助金や助成金を狙う際にはまた新たに知っていかなければならないので、その都度努力がいる事なのです。
  • 6つの質問のおさらい
まずは、以下の質問に答えてみてください。

1.あなたが(先代などが)会社をはじめようとしたきっかけはなんですか?
2.あなたが(先代などが)会社経営を通じて成し遂げたいと考えている事はなんですか?
3.どうしてあなたの会社のお客様は、あなたの会社の商品を選んで購入していると思いますか?
4.あなたの会社を経営している中で不安に感じることがあれば教えてください。
5.4.で挙げた不安を社内の事が原因なのか、社外の事が原因なのかに分けて教えてください。
6.あなたの会社の周りで、「この分野は盛り上がっている」そのためチャンスがありそうだといった事を教えてください。

詳細はこちらを参考していただくとして、これらの質問に答えることで、いわゆるSWOT分析を手軽に実施できるといったモノです。

SWOT分析補助金用

今回は、この分析を終えたのちに、強みを厳選された選り抜きのモノにするための方法をお伝えしようと考えています。

(上の6つの質問、3.番目があまり思い浮かばなかった方はこのステップを行わなくてもOKです。これからご紹介する方法は、3.のお客様が来車を選んでいる(であろう)ポイントが多い方を想定した記事です。)
  • VRIO分析といったフレームワーク
はい、また出ました。フレームワークです。まあ、そうはいっても便利な枠組みなのでアレルギーを起こさずにお付き合いくださいませ。

さて、こちらで考えることは、抽出した貴社の強みが本当に強みであるかを考えるといった事です。言い換えれば、抽出した強みを4つの基準でフィルタリングするといった感じです。

と、言葉で言うとなんだか恐ろしげですが、やることは大したことではありません。今度は4つの質問に答えていただくだけですから。それでは早速、一緒に見ていきましょう。
  • VRIO分析の4つの質問
VRIO分析はとっても簡単です。抽出した強み一つ一つに対して、以下の4つの質問に答えていただくだけですから。

1.そもそも、それに価値があるの?
2.珍しいモノなの?
3.マネしようとして簡単にマネできるの?
4.組織として活用できるの?

この質問に正直に答えてみてください。
  • 例を示します。
例えば、ある和菓子屋さんが「当店のおまんじゅうこそが競争力の源泉である」と分析をしたとします。

また、その根拠として「社長が通信教育で身に着けた加工技術がある」「おまんじゅうの緑色の色がオシャレ」「先代のころからお付き合いのある契約農家さんに専用の小豆を育ててもらっており、そのあんこの評判が良い。」といった点を考えたとします。

このままだと、
・社長の通信教育で身に着けた加工技術
・おまんじゅうが緑色(オシャレ)
・お付き合いの長い契約農家さんから専用の小豆を仕入れており、そのあんこの評判が良い。
といった3点が強みで上がってくるのですが、本当に3つとも強みとして考えてよいのかという疑問が上がってきます。

例えば、『おまんじゅうが緑色でオシャレ』というのは、経済的な価値を持っている強みなのでしょうか?(1.の「そもそも、それに価値があるの?」について考えてみます。)

普通に考えれば、少し疑問ですよね。ということは、実は『おまんじゅうが緑色(オシャレ)』といった強みは強みではない可能性が高いという事ができます。

また、『社長の通信教育で身に着けた加工技術』 についてはどうでしょうか?これはおそらく1.の経済的価値は持っていそうですが、2.の「珍しいものなの?」の質問で少しつまずいてしまいそうです。通信教育で学べる技能ですから、珍しいかどうかはちょっと疑問です。

また、仮に、その技能を真面目に通信教育で習得できる人は珍しいとした場合でも、3.の「マネしようとして簡単にマネできるの?」といった質問をクリアーするのは厳しそうです。

この場合、『社長の通信教育で身に着けた加工技術』については、一応強みだけれども、強みとして長期的に持続しない可能性があると判断することができます。

それでは『お付き合いの長い契約農家さんから専用の小豆を仕入れており、そのあんこの評判が良い。』といった強みはどうでしょうか?

1.の「そもそも、それに価値があるの?」に対しては、価値があるモノであると断言できます。さらに、2.の「珍しいモノなの?」についても、専用の小豆と言っているので、珍しいと考えられます。

更に、3.の「マネしようとして簡単にマネできるの?」に対しても、「先代からの付き合い」「契約農家」「専用の小豆」と言っているので、なかなかマネをしにくいと判断できます。

つまり、ある程度長期的に強みを維持できる可能性があるのですね。

さらに、4.の「組織として活用できるの?」に対してYesと回答できるようなモノであれば、かなり有効な強みとなります。

この質問によるフィルタリングの結果、この会社の強みは、

・社長の通信教育で身に着けた加工技術
・お付き合いの長い契約農家さんから専用の小豆を仕入れており、そのあんこの評判が良い。
 
の二点であり、「お付き合いの長い契約農家さんから専用の小豆を仕入れており、そのあんこの評判が良い。」といった強みを軸に、社長の現在持っている加工技術を活かせる方向性を探っていくといった考え方になります。

この辺りは、ケースバイケースとなりますが、こういった切り口も覚えておくと、よりよい自社分析につながると考えられます。

なお、その辺をお手伝いすることもできますので、お気軽にお問合せ下さいませ。

あなたの会社を知るお手伝いをします(己を知る事が補助金獲得等の近道です)

補助金獲得を目指す。助成金獲得を目指す。そんな相談があった場合、まず気にするのは募集期間です。募集期間を過ぎていればどんなに素晴らしい計画を立てたとしても補助金採択や助成金採択される可能性はゼロだからです。また、募集がまだ開始されていないような場合も同様です。

このように、募集期間については、読んで字のごとくなので、特に追加説明がなくとも理解できると思いますが、補助金等についてはもう一つ時間の概念があります。

それは、事業期間という時間概念です。「事業期間?募集期間となにが違うの?」といった反応が想定されますのでちょっと詳しく見てみましょう。
  • 事業期間って
事業期間。募集期間ならば、期間内に応募しないと補助金や助成金が受けられないといった制限に直結するのがわかると思います。しかし事業期間ってなんでしょう。

このような場合、言葉を分解して考えていければと思います。

まず、『事業』です。ここで言う事業とは、補助金や助成金を受けるための事業が該当します。例えば、販路開拓の事業を行うために、専門家のアドバイスを受けて新製品を開発し広告を打つといった一連の施策すべてが事業に該当するのですね。

そして、『期間』という言葉は特に説明は不要であると思われますので、二つを合わせた『事業期間』は、事業を行う期間のことを言っているのがわかります。

つまり、事業期間といった制限時間内に事業を行わなければならないという事なのです。
  • 例えば
例えば、事業期間が12月までといった制限があるような場合に、補助金を受けて実施する事業が1月までかかってしまうといった事は許されないのです。

しかし、おなじケースで、11月に前倒して終わらせることは可能です。

つまり、事業期間というのは、制限時間に近い考え方なのです。
  • 結論は
という事で、事業期間はその期間内に補助事業をやらなければならないといった期限を表しているのです。

(このようなことが書いてあるので、募集要項やガイドラインはよく読んでおきましょう。)


 

助成金や補助金の募集要項を詳しく読んだことのある方は、この記事を読んでいる中でどれぐらいいるでしょうか? あくまで予測ですが、読者の中の1%に 満たないと思われます。(あくまで経験則ですが…)

まあ、別に募集要項を現時点で詳しく読んでいなくとも特に問題はありません。しかし、実際に助成金や補助金の獲得を目指すときにはしっかりと読み込んでくださいね。(理由はコチラです)
  • 募集要項にある助成率・補助率はどれだけ補助や助成されるかを示す値です
補助金や助成金の募集要項には、『助成率』や『補助率』といったキーワードが出てきます。どんな補助金や助成金なのかを知るためには、先ずここからチェックしていきます。

この『助成率』や『補助率』は、かかった経費のどれだけを助成・補助してくれるのかを示す言葉です。

例えば、平成25年度補正や平成26年度補正で行われた持続化補助金などでは、3分の2が補助率でした。

これは、かかった経費の3分の2を補助するといった意味になりますので、例えば100万円の経費をかけた場合

100万円×3分の2=66万6千666円

になるというわけです。
  • ほかにも見るべき数字があります
という事はです、上で挙げた持続化補助金(正式名称:小規模事業者持続化補助金)は3分の2が補助されるわけですから、「じゃあ1億円分経費を使って6,666万円補助してもらうぞ」と考える人も出てくると思います。

しかし、補助金や助成金についてはもう一つ大切な数値があります。それは、補助上限額、助成上限額です。上限という言葉からあえて説明をするまでもないと思われますが、「これだけしか出せませんよ。」といったモノになります。

上で出てきた持続化補助金については一般的には50万円(一定の条件を満たした場合は100万円)が補助上限額となるので、1億円の経費を使う事業を実施しても、上限の50万円にかかり、補助される金額は50万円となります。

また、100万円の経費をかけるといった例を上の方で挙げたのですが、こちらも、通常では50万円が補助上限額となります。(この場合の実質的な補助率は2分の1となります。)
  • 補助率3分の2、上限50万で30万円の経費をかけた場合は
さて、今までは、単純に補助率や助成率をかけた場合、補助上限額を超える額となるケースを見てきました。今度は、補助上限額を超えないケースについても考えてみたいと思います。

この場合、

30万円×3分の2=20万円 (但し、上限額50万円)

となるので、20万円がそのまま受け取れます。
  • まとめると
これらの事をまとめると

かかった経費×補助率(助成率)=【算出補助金額】

【算出補助金額】が補助上限額以下の場合
(【算出補助金額】≦補助上限額)

受取れる補助金額=【算出補助金額】

【算出補助金額】が補助上限額より大きいの場合
(【算出補助金額】>補助上限額)

受取れる補助金額=補助上限額

といった関係となります。
 

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